『ヘルタースケルター』は、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の映画です。
沢尻エリカの尻や乳が拝めることや、
沢尻エリカの気まぐれに寄って完成記者会見が開けるか開けないか危うくなったりしたことで話題の映画です。
僕は休日の夕方に見に行きました。
お客さんはほぼ満員で、なかなか人気がありました。
入場が遅れてしまい席についたときはすでにエリカさまがマッパに近い格好。
というかマッパになっていて、かなり先行きが不安でした。
しかし、出演者の豪華さやエリカさまの美貌によって、かなり楽しい映画でした。
特に、エリカ様と桃井かおりと寺島しのぶの三つ巴感が素敵です。
エリカ様の性奴隷にされる寺島しのぶとか、なかなか見れる画じゃないですね。
最高でした。
とはいえ、映画としての出来はまぁまぁで、
セリフや演出はなかなかチープでした。
全体に起伏もなく、単調な展開で、驚くことも特に無いです。
すごく薄くした『ブラック・スワン』のようにも見えるかもしれない。
ちょっと違うけど。
僕としては、エリカ様がホームレスにレイプされるシーンが欲しかったです。
物語終盤、
エリカ様が着の身着のまま雨の降る街をさまよってるシーンで、
彼女の絶望を演出するのは抜けていく髪です。
そんなのヌルい!
あそこで、後ろからすっごい汚い蛭子さんみたいなホームレスが出てきて、
イマラチオなんかしたら良かったんじゃないだろうか。
むしろ、いつホームレスにレイプされるのだろう、
とすら思っていた。
ホームレスにレイプされたなら、
エリカ様もついにマグダラのマリアになれたのだろうと思う。
惜しい。
寺島しのぶと3Pしている場合ではない。
というのも、映画のなかで一番気になったのが、
エリカ様の「落ちるところまで落ちた」的な発言。
エリカ様的には落ちるところまで落ちたのかもしれないけれど、あんなの全然落ちてないです。
どうせならもっと落ちるところまで落ちて欲しかったです。
あと、最後の演出とか本当にタルい。
なぜ、浜崎あゆみが流れたところで終わりにしないのだろうか。
結局エリカ様は最後まで落ちるところまでオチれずに終わってしまう映画でした。
ちなみに寺島しのぶは最後の最後で全然似合ってないバニーガールみたいな格好をさせられていて、
かなり落ちるとこまで落ちた感でてましたとさ。
物足りなかったら、ぜひ『人魚伝説』でも観ましょう。
おしまいける。
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