2012年9月5日水曜日

[書評]ロバート・A・ハインライン『人形使い』

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
人形つかい (ハヤカワ文庫SF)
ロバート・A. ハインライン
早川書房
売り上げランキング: 340825
ハインラインの人形使いを読み終わりました!
人間に規制していのままに操るナメクジ宇宙生物と人類の闘いを描いた作品です。

それだけ聞くと普通の侵略SFのようですが、
この小説の面白いところは主人公が比較的あっさり宇宙人に寄生されてしまうところです。
しかも寄生されている間も本人には意識があり、その時の情景を事細かにしるしています。

ハインラインらしく話の流れが素晴らしいのですが、終わり方が素敵でした。
やはり主人公にとって真の"人形つかい"とは父であり、
それを超えなければ本当の自由は手に入れられなかったのでしょう。

しかし表紙の絵がなんかどうしようもない!
オススメです!



0 件のコメント:

コメントを投稿