先週、ラフォーレミュージアムに『ヘンリー・ダーガー展』を観に行って来ました。
あのヘンリー・ダーガーの描いた実物が見れるということでとても期待して行った。
僕がヘンリー・ダーガー知ったのは四方田犬彦先生の『かわいい論』という本の中で。
確か高校生の時。
この本の中でダーガーのチンコの付いた女の子たちが紹介されていたのが初めての出会いだった。
そして、その翌年か翌々年に運良くこの映画が公開された。
今はなきシネマライズXで観た気がする。これは大学生になってから。
三年生の時にレポートで『戦う女性たち』や『戦闘美少女の精神分析』などを読んだ時も名前が出てきていたかも。
といことで、今まで何度も触れる機会があったダーガーの絵を今さら見てもあまり感動しなかった。
『かわいい論』の中の小さな挿絵と簡単な解説で語られていたダーガーを観たときの方が断然感動したし、強烈だったと思う。
自分の中ではもっとヤバイ絵だったような記憶だった。
ただ、彼が実際に触れて、書き、愛でた紙と道具たちを観ることが出来るのはとても楽しいし、彼の存在を実感できるて良かった。
でも、ヘンリー・ダーガーにお金落としたって何に使われるかわからないから、日本にだってもっと若くてダーガーみたいに感動する作家さんはたくさんいるから、そういう人たちにお金を使ったほうが良いと思います!
『非現実の王国で』は面白い映画だった記憶があるので、オススメです。
久しぶりにパンフレットを開けてみたら、中に
『コントロール』
『アイム・ノット・ゼア』
『屋敷女』
『ぐるりのこと』
『ファクトリー・ガール』
などのチラシが出てきた。
しかし、コレが大学一年生の時だったのか、大学二年生の時だったのかはイマイチ思い出せない・・・。
と、思ったらどうもチラシを見ると2008年の三月から公開だったみたいだから一年生の時だ!
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